肌がケロイド状になってしまったニキビの治療方法を解説します。肌が凸凹になり、ケロイド化してしまう原因を含め、詳しく見ていきましょう。副作用を伴う可能性のあるステロイド剤を使用しない治療法なども紹介していきます。
クレーターはにきびによるひどい炎症を何度も繰り返すことにより、毛穴がきちんと再生されないことで肌の表面がポコンとくぼんで凹凸ができることを指します。これに対してケロイドはにきびの炎症があまりにひどく起こることで毛穴の組織自体が破壊されてしまい、毛穴さえもなくなって、コラーゲン線維が折り重なってにきび痕が凸状態になります。
皮下でコラーゲン線維が幾重にも折り重なって膨れ上がることで、皮膚の表面が盛り上がってきた状態がケロイドと呼ばれるにきび痕の症状です。ケロイドには進行性があり、塊は次第に大きくなっていきます。けがをしたり火傷をしたりすると傷口が盛り上がってより肌を丈夫に再生しようとしてケロイドができますよね?これはにきび痕についても同じことが言えます。
ただし、にきび痕がケロイドになる体質の人はごくまれだと言われています。多くは進行性のない肥厚性瘢痕というコラーゲンの塊、いわゆる“しこり”である場合がほとんどだといいます。ケロイドもしこりのにきび痕も、いずれにせよ肌に大きなダメージを受けて皮膚の真皮にまで達していることには変わりないので治りにくいのが特徴です。
ケロイドは、クレーターやしこりと同じくにきびの炎症が進行した時に起こるので、にきびができたら、ケロイドができる前、白にきびから赤にきびの初期のうちに治すことを心がけるのが第一です。しかし、にきび痕がケロイドになってしまったら、基本的には専門のクリニックを受診すべきです。にきび痕がケロイドはなかなか治りにくく、自己流でケアすると悪化させてしまう可能性もあります。それから根気も必要です。
たとえば、しこりやケロイドなどのにきび跡を治療する方法に、ステロイド治療というものがあります。ステロイドとは副腎皮質ホルモンのことで、抗炎症作用や組織を萎縮させる働きをもっています。患部にステロイド軟膏を塗ったり、ステロイド含有テープを張ったり、にきび痕に直接ステロイドを注射する方法もあります。ただし、にきびができやすい肌質の人はステロイド療法を行うことでにきびを増殖させてしまう恐れがあるので、合う人、合わない人がいるようです。
そのほか、クリニックでは手術治療やレーザー治療、ピーリング、光治療など様々な方法で治療をしてくれます。ただし、多くの場合、保険適用外なので、費用はかなり高額になることは覚悟しておきましょう。クリニックにより違いはあるものの、1回の治療で2万円は見ておかなければならないでしょう。
もし、軽度な場合は費用が安く済むメディカルエステに行くのも良いかもしれません。初回限定でよりリーズナブルに施術してもらえる場合があるので、一度試しに行ってみるというのもおすすめです。効果が実感できれば続ければいいという軽い気持ちで一度行ってみるのもいいかもしれませんね。医師が施術内容を管理していたり、医療知識に基づいたケアをしてくれたりするので美容サロンよりも安心です。その人の肌に合った方法を診断し、ケアにあたってくれるのもメディカルエステのメリットでしょう。
ケロイドなど凸タイプのにきびにはピーリングが有効だといいます。ピーリングはメディカルエステでもやってもらえるケア方法です。医療行為はできませんので、医療機関のピーリングほど強力ではありませんが、軽度の症状であれば効果は十分に得られると思います。
繰り返しになりますが、自己流のケアはにきびや肌の状態を悪化させる危険性がありますので、もし、にきび痕のケロイドで悩んでいるのであれば、クリニックやメディカルエステなど肌の専門家に行ってで相談してみましょう。